挙式または披露宴の約70日前(遅くとも50日前)に発送するのが理想的です。
招待状に 同封するものは
- 本状
- 返信はがき
- 付箋(挙式参列案内、祝辞・余興などの依頼)
- 会場案内地図
- その他 (必要であれば駐車券、美容着付けの案内 など)
1.〜5.を
6. 封筒に入れて
郵送または手渡しします。
「いつ、どこで、だれとだれが、どんな結婚式を行うか」ということを
わかりやすく、失礼のないように明記するよう心がけましょう。
おふたりがイメージするウエディングを楽しみに想像していただけるような
あたたかな招待状を仕上げてください。



① 文例を決める |
文例は「差出人を誰にするのか?」と「挙式のスタイルは?」である程度決まってきます。
差出人は「本人出」(新郎・新婦)にするのか、 「両家出」(両家親)にするのか。
またいずれも立てるカタチとして「本人・両家の連名」という形式も
一般的になってきています。
いずれにしても、名義(差出人)は両家両親ともよく話し合った上で決めましょう。
※本文文例集はこちら。
|
② 発送月 |
本状中に記載する発送月(平成○年○月吉日)は招待状を出す月を記載します。 |
③ 季語 |
文例により季語が入る場合は「発送月」に合わせます。
《季語の例》:
- 1月 初春の候・新春の候
- 2月 立春の候・向春の候
- 3月 早春の候・春暖の候
- 4月 陽春の候・桜花の候
- 5月 新緑の候・薫風の候
- 6月 初夏の候・向夏の候
- 7月 盛夏の候・大暑の候
- 8月 晩夏の候・立秋の候
- 9月 初秋の候・秋涼の候
- 10月 仲秋の候・秋晴の候
- 11月 深秋の候・暮秋の候
- 12月 初冬の候・歳晩の候
|
④ 日時・場所 |
挙式に一部の方のみをご招待する場合は本状は披露宴のみの案内を記載し、
挙式は別途挙式案内付箋を準備するようにします。 |
⑤ 本状内 宛名 |
本状の宛名は省いても構いません。
ご家族で招待する場合に人数が多く封筒に全名記載しにくい場合などは、封筒には
「ご夫婦のお名前」と「ご家族様」とし、本状に全名の宛名を記載するようにします。 |
⑥ 末尾欄 |
挙式への列席のお願いや、その他伝えておきたいコメントを記載する欄として
末尾を利用しても構いません。
《末尾コメント例》:
- 挙式参列のお願いと集合時間の連絡 (挙式に全名出席してもらう場合のみ)
- 会費制のお断り
- 当日の服装に対して
- 当日料理内容に関しての要望を伺う (特に食物アレルギーなどの気遣いはゲストにとって嬉しいものです)
※末尾のコメント例はこちら。 |
⑦ 返信はがき
返信期日 |
挙式日の約1ヶ月前の大安の日を設定するのが一般的です。
招待状の発送が遅れた場合など返信期日に余裕がない場合は「折り返し」としても構いません。 |
その他、本文記載のタブーとして以下のような点も注意してください。
- 「慶事には終止符を打たない」という意味で段落始めにスペースを空けない、句読点は使用しない。
- 「重ね重ね」「再び」「(思い)切って」などの忌み言葉は使わない。 また「〜ください」は仮名表記する。
- 「結婚・幸福・夫妻・繁栄」などの熟語は行がまたがらないようにする。
- 自分たちの名前が、相手の名前や総称(皆様など)よりも下になるように配置する。 など

- 返信はがきの宛名は本状の差出人にこだわる必要はありません。
- 返信はがきにも忘れずに50円慶事切手を貼るようにします。
- 当日の料理に対する要望(アレルギーやメニューチョイス等)、宿泊の必要性など、
事前に確認しておきたいことがある場合は返信はがき裏にコメントを記載しお返事を促しても構いません。

- «挙式案内について»
-
- 一部の方のみ挙式に参列してもらう場合は、本状は披露宴のみの案内とし、別途上記のような「挙式時間・場所」を記載した挙式案内を同封するようにします。(招待状印刷依頼でご注文のお客様は別途挙式案内をご注文いただけます)
-
集合時間や場所、送迎バスの有無、集合写真など伝えることがある場合は併せて記載します。
- «依頼付箋»
-
- 「乾杯の発声」「余興」「祝辞」の依頼は付箋で同封すると共に必ず事前にお電話などでお願いしておきましょう。
- 【印刷依頼】でご注文の場合「付箋3種セット¥200(乾杯発声×1枚、余興×3枚、祝辞×3枚)」2セットを無料サービス中!


- «封筒差出人欄»
- 封筒差出人欄は本状の差出人名と合わせます。(本状が「本人出」文例なら封筒差出人も「本人連名」に)
- 入籍済みの場合は上記のように連名表記します。(本文も「入籍済み・本人出」文例にしてください)

- «封筒表書き»
-
- 封筒の宛名書きは毛筆で筆耕するのがもっとも丁寧です。(筆耕¥200でご注文いただけます)
- 郵送の場合は80または90円の慶事切手を貼るようにしてください。(郵便局で慶事切手として販売されています)
- 手渡しできる方には手渡ししても構いません(住所の記載は不要)。 ご媒酌人にはできれば手渡ししましょう。
- ご夫婦でお招きする場合、ご媒酌人や来賓は「(主人)様・令夫人」とします。
ご親戚や友人夫婦の場合はご夫妻の名前で構いません。
- ご家族でのお招きは、封筒への宛名書きは多くても4名程度までとし、
4、5名以上の連名になる場合は封筒にはお子様を「ご家族様」とまとめ、本状に全名記載するようにします。
- «その他»
-
- 4.会場案内地図、5.当日の美容着付けの案内、駐車券など 必要ものがあれば同封します。
招待状本状に関し【本状の文例】、 【末尾欄コメント】をまとめました。 以下を参考にアレンジを加えてもOKです。

挙式のスタイル、差出人名義などにより以下文例よりお選びください。
- A. 全挙式スタイル対応/両家出(親名義)
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
このたび 松 彦 長男 亮 太
竹 之 次女 朋 果
が結婚式を挙げることになりました
つきましては 幾久しくご懇情賜りたく
披露かたがた小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒 ご光臨の栄を賜りますようご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- B. 全挙式スタイル対応/両家出(親名義)/媒酌人有り
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
このたび 米田寿造様 ご夫妻のご媒妁によりまして
松 彦 長男 亮 太
竹 之 次女 朋 果
両名の婚約相整い結婚式を挙げることになりました
つきましては 幾久しくご懇情賜りたく
披露かたがた小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒 ご光臨の栄を賜りますようご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- C. 全挙式スタイル対応/本人出
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご健勝のことと
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 幾久しくご懇情賜りたく
披露かたがた小宴を催したいと存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
ご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
- D. 全挙式スタイル対応/本人出/カジュアルな文面
-
ありがとうがいいたくて
私たちに幸せのこころをくれたみなさんに
ありがとうがいいたくて
ささやかなパーティーをひらきます
そして
あたらしい人生の第一歩をスタートいたします
私たちの誓いをきいてください
ぜひお待ちしています
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
- E. 人前式/両家出(親名義)
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
このたび 松 彦 長男 亮 太 と
竹 之 次女 朋 果
の婚約が整い挙式をいたす運びとなりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様の
お立会いのもとで結婚式を挙げ
ささやかな披露の小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒 ご光臨賜りますようご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- F. 人前式/本人出
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
このたび 私たちは新しい人生の出発を迎えることになりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様の
お立会いのもとで結婚式を挙げ
ささやかな披露の小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
ご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
- H. 海外挙式(すでに他所で挙式済み)/両家出(親名義)
-
謹啓 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 松 彦 長男 亮 太
竹 之 次女 朋 果 は
○月○日 ○○○○○○において 結婚式を挙げてまいりました
つきましては ご報告とご挨拶をかねまして
心ばかりの小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒ご光臨の栄を賜りますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- J. 海外挙式(すでに他所で挙式済み)/本人出
-
謹啓 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは○月○日 ○○○○○において
結婚式を挙げてまいりました
つきましては ご報告とご挨拶をかねまして
心ばかりの小宴を催したいと存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
ご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
- K. 全挙式スタイル対応/連名(本人主体)
-
謹啓 ○○の候 皆さまには益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様をお招きして
心ばかりの小宴を催しますので
ぜひご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
若い二人のこと 不行き届きの段もあるかと存じますが
何卒ご光臨賜りますようお願い申し上げます
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- L. 全挙式スタイル対応/連名(親主体)
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 松 彦 長男 亮 太 と
竹 之 次女 朋 果
が結婚式を挙げることになりました
つきましては
幾久しくご懇情賜りたく 披露かたがた小宴を催したく
存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒 ご光臨の栄を賜りますようご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
私たちの新しい門出にお立ち会いいただきたく
ぜひご出席くださいますよう お願い申し上げます
上 山 亮 太
橋 本 朋 果
- O. 全挙式スタイル対応/両家出(親名義)/すでに入籍済み
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
このたび 松 彦 長男 亮 太
竹 之 次女 朋 果
が結婚式を挙げることになりました
ふたりはすでに入籍も済ませ
新しい生活がスタートしております
つきましては 幾久しくご懇情賜りたく
披露かたがた小宴を催したく存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
何卒 ご光臨の栄を賜りますようご案内申し上げます
敬具
上 山 松 彦
橋 本 竹 之
- P. 全挙式スタイル対応/本人出/すでに入籍済み
-
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご健勝のことと
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
ふたりはすでに入籍も済ませ
新しい生活がスタートしております
つきましては 幾久しくご懇情賜りたく
披露かたがた小宴を催したいと存じます
ご多用中まことに恐縮ではございますが
ご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬具
上 山 亮 太
朋 果(旧姓 橋本)

【本状・末尾欄コメント】 は以下例文を参考に必要に応じて入れるようにしてください。
返信ハガキ(出欠返事)のお願い |
▪ お手数ながらご都合のほどを○月○日までにご一報くださいますようお願い申し上げます
(※出欠返事のお願いはたいていの場合入れます) |
挙式参列のお願い |
▪ 誠に恐れ入りますが挙式からご出席していただきたく 当日は挙式時間30分前までにお越しくださいますようお願い申し上げます
(※挙式に全名出席してもらう場合のみ) |
会費制のお願い |
▪ 尚 当日は御参会料を申し受ける形をとらせて頂きます事をどうかご了承くださいませ
▪ 尚 当日は会費制にさせていただきますので ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます
(※会費料金を「日時・場所」の後に「参会料 ○○○円」として併記します) |
当日料理内容に関しての
要望を伺う |
▪ 尚 食物アレルギーなどございましたら返信はがきにてお知らせくださいませ
(※個別料理の対応が可能かは事前に会場側とご相談ください) |